借入を最大限活用したいなら要チェック!意外と知らない自動融資!

近頃のサービスには様々なオプションが用意されています。それぞれのサービスについて、必ずしも基本的な機能ばかりが使い様ではありません。サービスを最大限に活用したいのなら、ときにはそれらの周辺機能にも目を向けてみましょう。

借入に関するサービスも、近頃はずいぶん簡単に利用できるようになってきていますね。代表的なものというと、カードローンでしょう。カード一枚ですぐに借入ができるなど、昔では考えられなかった柔軟さです。

カードローンをよく使用している方も多いと思いますが、これにも周辺機能があり、応用的な使い方ができるのをご存じでしょうか。自動融資という機能です。融資を自動で行ってくれるサービスですから、うっかりミスなどが多い方には向いているサービスですよ(笑)。

借入というのは、本来決められた手順を踏んで、自分で能動的に行なわなくてはならないものですよね。カードローンであれば、専用のカードを使って、ATMなどで資金を借り入れることが一般的でしょうか。ずいぶん簡単な手続きにはなりましたが、これも自分でATMまで出向いて、画面操作をしなくてはならないという点から、手間がまったくのゼロではありませんね。

自動融資を使えば、特定の状況に限っては自動で融資を行なってくれます。具体的にどのようなものになるのかご説明しましょう。

カードローンなどを使用する際、返済口座を作ることがあると思います。この返済口座を、料金引き落とし口座として使うこともできるわけです。公共料金や携帯端末使用料、クレジットカードなど、現在多くの方が使用しているサービスの料金精算方法は、口座引き落としにされている方がほとんどでしょう。

カードローンなどの返済口座と、自分が利用しているサービスの料金引き落とし口座を同一のものにしたとき、自動融資というものが設定できることが多いのです。これを設定すると、料金不足のミスを防ぐことができます。この口座からサービス利用料が引き落とされるタイミングで、引き落とし料金に対し口座残高が不足していると、契約しているカードローンなどが自動的に融資を行なってくれるわけです。不足分をカバーするだけの融資を自動でしてくれるので、本来ならば口座残高不足として料金支払いが滞納となるケースでも無事に支払いを済ませることができます。

口座からの引き落としに指定しているサービスは、ガス代や電気代などの基本インフラに関わることも多いでしょう。これらの料金をうっかり滞納していると、基本インフラであるそれらのエネルギーを止められることになります。

口座の引き落としは便利な反面、支払い意識が希薄になりがちで、ついうっかり口座残高が減っていても気付かないことが少なくありません。自動融資を設定していれば、うっかりミスでも支払い漏れにはつながりません。絶対に支払い漏れを出したくないサービスの保険として設定しておけば安心ですね。口座の料金が不足しない限り自動融資はされませんので、口座の残高に注意していれば特に問題もありません。

このような便利なサービスではありますが、自動であっても借入に違いはありません。通常の借入を利用したのと同じように、利子はきっちり発生します。引き落としで支払う料金はカバーできますが、借入によってそれ相応の別途費用が必要になります。自動で融資されますので、気付けばけっこうな額の融資が自動で振り込まれていたということがないよう、使う際は注意してください。

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